あたたかいパンとシチュー

「重いとも。そしてその重さを楽しめ、雑種」

久しぶりに天地驚愕コンビの話をしたい

7章バビロニアの総括に向けてストーリーを読み返しているのですが、しばしばシュメルとエジプト、つまりはギルガメッシュとオジマンディアスが比較されていたのでメモします。…ああ、なんか、やっとホームに戻ってこられる感がある…😭 魂はまだラメセウムに所属しているのですよわたしは。。。

 

まずは冒頭。早速マーリンが関連づけてくれています。

都市国家のひな形ともいえるシュメルの初代王朝が消滅すれば、その後の人類がどうなるか保証できない。
同じ時期にエジプトでも初期王朝が栄えているが、あちらだけでは人理定礎を維持できないだろう」

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正確には、第七特異点の舞台となったBC2655の時、エジプトはすでに古王国時代(BC2686〜2181)に入っています。クフ王のピラミッドをはじめとする巨大なピラミッドが造営された時代ですね。ちなみにこの頃メソポタミアはシュメル初期王朝期、特にその第Ⅱ期に相当します。ギルガメシュ王がウルクを治めた(とされる)年代は正確には明らかになっていませんが、おそらくこの頃とみて良いでしょう。

 

そして中盤。エレちゃんが目をきらきらさせながら良いセリフを喋ってくれます。

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「空からピラミッド!そいつかなりのバカ英霊ね!分かるわ、ギルガメッシュ王と同格のバカなのだわ!」
「そのニトクリスさんとやらは好感持てるわ。死霊を大切にする英霊は違いの分かる英霊だもの!」

言わずもがな、前者はオジマンディアス王、後者はニトクリスちゃんのお話ですね。ギルくんとオジマンディアスが「天地驚愕の同盟」なるコンビ名でお馴染み(?)になった発端のひとつかもしれません。
ただ注意したいのは、この2人、生きた時代がずいぶん違うということです。オジマンディアス王(ラメセス2世)の治世は、エジプト新王国時代のBC1279〜1213頃なので、つまり1000年以上は離れていそうなんですね。逆にニトクリスちゃんは古王国時代最後のファラオと言われている(ただし実在は確かでない)ので、ギルくんたちの時代にかなり近いといえます。

 

さらにその後には、ロマニとマシュが「天地驚愕コンビ」をがっつり比較して語ってくれます。

「怖ろしい王だけど、妙に口論を許すよね……オジマンディアス王との最大の違いはそこかもだ」
「はい……太陽王は神王として君臨しますが、ギルガメッシュ王は神としての振る舞いはしません。どちらもたいへん素晴らしい王様でしたが、どちらも極端なので周りの人は苦労するかと……」

Fate世界のギルくんは、「神からの卒業」の道を選んだ王でした。
そしてこの選択がひとつの契機になり、神々の消失の「二段階目」(=「決別」)に至るということなのですが…。これって、2部のオリュンポス/アヴァロンルフェにも関わる話ですよね。重要そうなのでメモしておきます。

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一方エジプトのオジマンディアス王は「神王」として君臨する道を選びます。
実際、史実においても、ファラオは太陽神の依代のように捉えられるのですが(このへんの考え方がとても難しい)、Fateのオジマンディアスはもっと極端のようでして、自らが神であると言い切っちゃうんですね。
この、天地驚愕コンビのスタンスが真逆であることは興味深いのですが…。しかし、よく会話できてるよなあ、あの2人。。。

 

ちなみに神性クラスを見てみると。
ギルガメッシュ:B(A+)最大の神霊適性を持つが、本人が神を嫌っているのでランクダウン
オジマンディアス:B 太陽神であるラーの子であり、化身とされる
ニトクリス:B 天空神ホルスの子であり、化身とされる

…でした。やはりギルくんの神性クラスは破格のようですね。自分は神様を嫌ってるのに、難儀なもんです。