あたたかいパンとシチュー

「重いとも。そしてその重さを楽しめ、雑種」

わたしの心が。

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アヴァロン・ル・フェ。
前編(ノリッジ(1)まで)抜けました。

すごい。みんなが「いい」って言ってるのが、もう既に分かる。おもしろいです。


本来、アヴァロンでの冒険は、頑張らなくていい戦い。無理しなくていい旅路のはずなんだよね。
だって主人公は、「予言の子」・アルトリアだから。
オベロンも言っていたように、アヴァロンルフェでのわたしの役割は、アルトリアの巡礼の旅を見守ることだ。

基本的にFGO2部の旅は、頑張らなくちゃ「いけない」戦いだった。潤沢な時間もない。確固たる拠点もない。敵は多い。強い。目的もわからない。
それは、特にアトランティス-オリュンポスで顕著になった。細い勝ち筋をなんとか捕まえるような、そういう苦しい戦いばかりだった。
だけど、アヴァロンでは、ちがうのだ。

そのことを、わたしはメタ的にも感じてしまう。
だって、(キャスターだけど)アルトリアと、村正が仲間にいるのだよ。川澄さんと杉山さんの声が聞こえるだけで、なんというか…「人理を守るマスター」ではなく……「Fate/stay nightのオタク」になってしまうんだよな……。
いや、これはまじな話です。ねえ。2人を差し置いて「自分が主人公です!」とはならんやろと。そういう思考?本能?が働いてしまうのですよ。追い討ちとばかりに、キャスニキ(冬木のBGM付きで登場)、桜ちゃんのお顔のムリアンまで出てきてしまうし。
さらに、一方マシュは、王妃になっているし(可愛いドレス姿立ち絵まである)。民や王にも愛されて、なんというか、すごく、すごく、幸せそうだし。

それから、ブリテンがすごく美しいってのもよくない。

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茜色に染まるブリテンを背景に立つえるの姿を見た時、(このままのんびり過ごすのも、いいな)と……ちょっと、思ってしまった。
えるが、すごくきれいだったからね。


つまるところです。
アヴァロン前編って、
人理を守るマスターじゃなくてもいいわたしと、
命がけで戦わなくてもいいマシュという、
「if」に近い物語…なんじゃないかなって。


ーーだけど。
だけど何かが引っかかる。


マシュが、ロード・キャメロットを取り戻していた。
それは、一緒に旅をしていく中で使えるようになったものだ。そう、第六特異点キャメロットで。
妖精騎士の女の子が、「トリスタン」を名乗っていた。
その名前は、つい先日命を賭してわたしたちを守ってくれた騎士の名だ。彼との出会いも、キャメロットだった。
キャメロット
あの時隣にいたのはキャスターのダヴィンチちゃんだ。彼女はもういない。けれど、今はライダーのダヴィンチちゃんが隣にいてくれる。

待てよ、と思う。アルトリアの物語だけじゃない。
わたしの、カルデアの物語も、確かにあったはずなんだ。


オベロン「ここで死ぬ事が、彼女が選んだ物語なんだろう。……本当に、こんな事は言いたくないんだけど……」
わたし「ーーここ、よろしく!」
オベロン「なんだってぇ!?」

勝ちの目が薄いと分かっていても、
厄災に飛び込んでいくマシュを追う、わたしと、ダヴィンチちゃんのワンシーン。ここで、ここでやっと。わたしたちの、カルデアの物語が動き出した!


……きっかけは「仕方なかったこと」だったかもしれないけど、いつの間にか物語は「仕方なく綴る」ものじゃあなくなっていたんだね。誰かに強いられたものでも、責任でも、使命でもなく。「わたしが、それをしたいから、するんだ」ということ。
そのことへの圧倒的な賛美。
奈須先生は、きっと人生のことを愛している。


ハベトロット「必要なのは"今"に活きる衝動だ。好きな自分になるための、胸を張れる目的だ」
オベロン「自分が好ましいと思うこと。自分がもっとも望むもの。そのために全力で戦う事、そのために苦労する事を、好きに生きると、言うんじゃないかな」
わたし「予言の子とかどうでもいいから、マシュの、凄いところを見せてやれーーーー!」
マシュ「わたしの心が!この街を守りたいと、叫んでいるのです!」


この、すばらしさ。もう言葉にできないですね。

くそ〜…おもしろいです。。おもしろいです…アヴァロンルフェ……。。。


P.S.

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「水底で戦うえるとギルくん」という、叙事詩的に最高エモな状況になったので撮りました。いいですね〜…

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